弱い人たち「強くなりたい」@渋谷ユーロライブ

弱い人たち「強くなりたい」@渋谷ユーロライブ 13:00〜 大人\2300/\2500 学生\1700/\1900 高校生・落研\1000/\1200 会員\2000/\2000
 
11月28日(土)17:00、29日(日)13:00の二回公演

ラブレターズ塚本、アンパサンド中村、ゾフィー上田、演劇ユニット・玉田企画の玉田真也によるユニット・弱い人たちのコント公演

企画・出演:ラブレターズ塚本 / アンパサンド中村 / 玉田真也(玉田企画) / ゾフィー上田
ゲスト:マツモトクラブ / 三四郎・相田 / まってて!!中西マン / リンゴスター高野 / 吉村卓也(伊村製作所) / 伊藤直人(伊村製作所) / 森岡望(青年団) / 工藤洋崇 / きょうた

前説 まってて!!中西マン

「先生行かないで」
辞職し翌日には上京する女教師(森岡)。生徒(玉田)が理由を聞くと、バンドマンの彼氏そばにいてあげたいから飛行機で明日早朝に上京するのだと。中村、塚本、上田と一人ずつ現れるものだからだんだん説明するのが雑になる先生。生徒たちが止めるも先生の決意は変わらず。せめてもの餞に生徒達は横断幕を作ろうとするのだが。目が覚めたら既に昼近く。「やっちまったな」。それでも飛び立つ飛行機に向けて4人は「がんばれ」の横断幕を掲げるのだった…

OPV 動物の捕食シーンをバックに出演者テロップ

「募金」
学生服姿で募金活動をする玉田、中村、上田、塚本。中でも上田の募金の熱は半端無く、自転車移動したりペットボトルではなく水筒を携えるなどと地道な節約をしては募金に回すほど。初めて着いて来た玉田はその熱に引く。上田の熱には引くが実は募金活動自体は気持ちいいと塚本と中村…。そこへイケてる男女4人組(吉村、伊藤、森岡、工藤)がタクシーで現れ…。金を持っていそうな彼らに募金を頼もうと勧めるも、向こうの世界とこっちの世界には深い川が流れているから交わっちゃ駄目だと頑なな上田。ところがイケてる4人組が始めたのは募金活動。音楽を流しイケてる感じで募る様子にとたんに萎縮する4人。学生4人に気づいた彼らはあろうことか募金をお願いしに来た。やりとりの中でずたぼろになる上田のプライド。4人はそれぞれにせめてもの反抗するものもイケてる彼らのワンランク上の募金活動になすすべもなく…。

幕間 中西マンによる弱い人たちへの格言
「雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる」ボブ・マーリー

「夏の思い出」
ザリガニ釣りのおじさん(マツモト)と一緒に遊ぶ兄けいいち(高野)と弟しょうた(きょうた)7歳。ザリガニの知識豊富なおじさんにしょうたは夢中。そこに現れたおじさんの弟(工藤)。「兄さんも39歳なんだからいいかげん働けよ!」。おじさんが無職と知ったけいいちは事実を確かめようとするのだが、おじさんの反撃に合い…。

「童貞卒業」
トイレに書かれていた番号に電話した学生達(玉田、高野、きょうた)。童貞の彼らはヤリマンだという女に連絡を取ったのだった。言われるままに公園裏で待つ3人の元へ一人の男(マツモト)が。山下と名乗ったその男もまた同じ用事でここに来たのだった。ついに現れた一人の女性エリカ(森岡)、どうすればいいかと戸惑う童貞達。「それは神崎さんが決めることよ」。派手なシャツを着て抜き身の刀を携えた見るからにヤベエ男神埼(相田)が登場。びびる4人に神埼はヤリたければ問題に答えろと次々と無茶な課題を出すのだった…。童貞達の悲しき右往左往。バファリンは優しさで出来ているか。

幕間 中西マンによる弱い人たちへの格言
「想像力のない奴に、翼は持てない」モハメド・アリ

「クイズ!何が弱い?」
バーで会社の先輩(工藤)に仕事を辞めたいと相談する後輩(伊藤)。シリアスなドラマの途中、突然上田のガナリが入る。「クイズ!何が弱い?」。司会者として現れる上田。強く見える人たちにも弱いところがある、それを探そうというクイズをやると。パネラーとしてきょうた、高野、玉田を呼び込む。ドラマを再現し、その中に含まれる弱いところを答え、優勝者には別のヤリマンの番号をプレゼント。再現ドラマを観ては本気になって弱いところを探すパネラー3人。ノリノリの上田。彼らは「腰が弱い」「膝が弱い」「本番に弱い」などささいな弱さを見つけては嬉々として解答をする…。

「変顔」
仲良し学生の玉田、中村、上田、塚本と送れてやってきた吉村。4人はサッカー部マネージャーの水野への想いを語ったり変顔な吉村を弄ったりと仲良し。そこに突然現れた吉村の幼馴染だという男(伊藤)。もうこいつらに合わせるのをやめろ!と男は言うのだが…。明かされた真実と思いがけない言葉に4人は次々と膝から崩れ落ちて行くのであった。しかし強がる上田と塚本は実は俺達も…と反撃しようとするのだが…。見栄を張ってずぶずぶと嵌り込んで行く悲しき二人。

幕間 中西マンによる弱い人たちへの格言
「生きること、それは日々を告白してゆくことだろう」尾崎豊

「強くなりたい」
トイレの番号に電話した学生達(玉田、中村、上田、塚本)。弱い彼らは強くしてくれるという男に連絡を取ったのだった。言われるままに公園裏で待つ3人の元に現れる妙なキャラの白衣のしょうた(きょうた)。4人が案内された研究所には白衣の男(マツモト)が待っていた。彼が発明した装置に入れば強くなれるというが…。止めに現れる弟(工藤)とけいいち(高野)。そこに神埼(相田)とエリカ(森岡)も現れ緊迫し。しかし弱さの集合体ターミネーターおじさん(中西)の活躍により事態は収束を迎える…。後日おじさんと再会した4人。さっそくカツアゲの餌食になったおじさんのために「がんばれ」の横断幕を掲げるのであった…。

▽エンディング

14:45終了

※タイトルは私が勝手につけたもので正式なものではありません
※配役を間違っているかもしれません
※2016 2/8 再演
日帰りバスツアーに行く仲の塚本、中村、上田と、上田の大学時代の後輩玉田によるユニット。後に玉田も含めた4人でバスツアーに行く仲に